2012年11月21日水曜日

Caveのレポートーその3ー

さて、Caveのレポートーその3ーです。

前回までの物は、
CAVEのレポートーその1-
CAVEのレポートーその2-

Gener8

この会社は、ステレオスコッピック(2Dの物を3D映画にする専門)の映画の会社。
参照例として、Spiderman、Prometheus、GostRideを例に説明がありました。
まずは、この会社の流れを

  3D再構造と、プロジェクション



 (この作品は一つのカメラで取られた物を後から、3Dにした作品)
3Dコンパージョン

インプット・ショット(オリジナルショット)
奥行きの割り振り
  • マッチムーブ
  • ロトスコープ                               (奥行き別に、細かくロトを作成 。例 )ひざ下、太もも、手のひらの様分割)
              ⇩
ロトメイト(ソリッドカラーのマスクによってどの位の位置関係にあるかを決定)
              ⇩
          ステレオ・プロジェクション               
    (3Dモニターできちんと奥行きが確認する作業)
           右と左の承認
              ⇩
            タッチアップ
(隙間のストレッチされた部分のペイントやパッチなどで、隙間を埋める作業)
          右と左の最終承認

          
                   「The Amazing Spider-Man

                              「Prometheus」
(この映画はカメラが、右用、左用にそれぞれ撮影されたもの)

奥行き査定編集 (左右のバランス、カラーコレクション)
PFT track
シルエット・パス
               ⇩
              Maya
               ⇩

           ステレオ・コンポジット                                 

(基本的に、片方のVFX作業は終わっているので、ロト、背景、エフェクトの手のつけていない方のデータをもらって、コンポジットする)⇛Nuke
            ステレオ確認                                                                                           
      (左右の確認。Oculaで左右の微調整)
          ⇩                          ⇩
        深さの承認        最終承認

という流れになります。
因みに、このステレオ会社と同様のサービスを行う会社に、Prime FocusTata Group
もう潰れてしまいましたが、 DDフロリダでもやっていました。
結構、3D映画を作る作業というのは、骨が折れる仕事なので。特にコンポジットにとって。
方画面やったら、もう方画面をデーター渡せばやってくれる。こういう会社は今後も増えて行くと思います。


続いて、ImageEngine
この会社は、もともと、MPCで働いていた、オーナーが立ち上げた、唯一カナダの大きなVFXの会社。
最初の頃は、TVシリーズをしていたけれど、District 9以降、映画へ移行。
大成功した!じゃあぁ映画自分で作っちゃえば?作れる?アーティストも技術も今ならあるし的な感じで作った作品の上映。
Freddy Chávez Olmos と Shervin Shoghian(現在、彼らは他の会社へ移動)
 映画のタイトルは、「SHHH」



もともと、District 9 もインディーズ作品が大ヒットした作品。
結構、社員が自主制作をして、会社がそれをサポートしている会社は他にもあります。
社内コンペティションで選ばれた作品を、映画祭に出品はよく聞く話。
こういう会社は、社員のモチベーションも上がるし、とっても良い制度。
日本の会社もすればいいのに?低予算で、ガーンとヒットするものが出てくるかもしれない。

今年、ショートフイルムのフェスティバルに沢山、出品していくとの事。
もしこの作品が気に入れば、スポンサーが付いて、長編作へ作り変える予定。
制作費を​募るサイトindiegogo.comでも募集をかけていたようです。
彼らがこの作品について語っている記事 も是非。
日本で見れるチャンスもあるかも、是非チェックして見てください。


続いて、Zoic バンクーバーは、TVシリーズのVFXを中心としている会社。

会社説明と、TVドラマのブレイクダウンのDemo Reelを上映。
(会場で上映したものが無かったので、ZoicのTVシリーズの似たBreakdown) 



これといって・・・・特徴のない説明だったので。Zoicはこれでお終い。(||´ロ`)o=3=3=3 ゴホゴホ


そして、トリはPIXER Canada
狙ってるのか?と思うほど、ジョブスに似た感じの初老のCEO。
なんか見た目は・・・・堅物そうなのに、やっぱり、話すと・・・引き込まれるのは?
Pixerの技?

現在の所、4作品をリリース、つい先日、5作目が終了して、ガスタウンで打ち上げをしたとか。

従業員は現在75人

会社の説明、パイプラインなどを話した後に

「ズンズン♪ズンズン♫ジャカジャカ♬」と鳴ったかと、思いきや。社長さん頭揺らしながら、メッチャ、ノリノリでリズムをとり出し「BTってしってる?DJなんだけどねぇ~」っと満面の笑み。

因みにBTとは アメリカのDJでトランスをやっている有名な人。


このPartysaurus Rex のフルバージョンを上映。
かなり、ゴキゲンな!(死語?!)な音楽と、凄い楽しい短編作品で。
皆もうノリノリ。

上映後、全ての制作過程を説明。特にFXのブレイクダウンは圧巻でした。
因みに、FXはもちろんながら、Houdini。
だからかぁ・・・FXの友人はチョット前までPixerに居たのは。
かなりFX率の高い作品だと思うので。是非チェックしてみて下さい



以上が、Vancouver VES、5周年記念CAVEのレポートでした。

ビール飲みながらにしては・・・長い時間のプレゼンをしっかり、覚えていたんではないでしょうか?
もちろん・・・友人にテキストメッセージ送って、詳しい情報を提供してもらったりもしていますが・・・ ( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
バンクーバーの最近の様子が、よく分かるプレゼンだったと思います。


2012年11月20日火曜日

CAVEのレポートーその2-

前回の予告通り、今回CAVEのプレゼンの続きです。
まずは、今回のメンにスポンサーでもある、SideEffectのプレゼンから。

まずは、会社の歴史から始まり(省略)2012年度のDemoReelを観賞。
下の動画が、会場で見たものと同じものです。
因みに、このデモリールは25周年を記念した物。
(7月21日公開の物なので見た事がある方も多いはず。)

エンドロールにありますが、Houdiniを使った作品が一番多かったのは
Rythm&Hues Studioでした。水系とか凄いもんなぁ~ここ。特に、次回作のLife of Piは必見です!是非!ってか来週プレミアかな?(あ・・・話が飛んだ・・(-_-;))


Houdiniの需要は、ドンドン広がっているので、セミナーやのオンラインでスキルアップをして欲しいとの事。オンライン教材も充実しているので、是非参照してください。との事。
因みに、Vancouverでセミナーを開いている学校は。

オンラインコース
*残念ながら、VFSはライセンスがないのでコースがないとの事です。



次に、Methodo VFX Studio による、Abraham Lincoln: Vanpire Hunter のブレイクダウン。



バンクーバーオフィスの社長さんが面白おかしく、コンポジットの工程を説明してくださいました。
因みに、コンプはNukeを使用。

特この映画で、力を入れていたのは、橋が崩壊するシーン、クライアントの意向を飲みつつ、いかに実際の物と近づいた物を作るかで、1年くらいのR&D,シュミレーションをしたそうです。
因みに、その社長、左のような?(同じ物が探せなかったので代用です)をずっと読んで研究したとのこと。

橋のピースの崩壊、煙、火、などカナぢ細かいディテールにこだわりも紹介していました。
因みに、エフェクトはHodiniとDMNを使用。
実際は、DMNの方が結果が良かったようですが、Geometricが重すぎるので、Houdini
と併用したとの事。


次にScan lineのプレゼン。
初っ端、女性のVFXスーパーバイザーに、ジャブかまされ・・
「震災で津波があった時、ホント残念に思うけど、いい写真が沢山取れたのよねぇ~」ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ と
複雑な気持ちで・・・・会社説明を聞くはめに・・・
キョロ(ω・`))(´・ω・`)(( ´・ω)キョロ
まぁ、いい参考資料になったことでしょ・・・。私には複雑すぎる気分ですが
そういえば・・・日本人のFX、結構な人数在籍しているはず~この会社。もっとフクザツな気分・・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!まぁ、お仕事ですからね。)


現在、Scan lineはアイロンマン3の制作に入っているとの事。
そして、プレゼン内容は、Battleshipのブレイクダウンを紹介。それ以外は会社の説明でした。

因みに、下に張っているものは、同じ物がなかったので、違うバージョンのものですが、
Scan line のBattleshipのブレイクダウンです。




以上が第2回Caveのレポートでした。



次回は少し技術的な話も踏まえて残りの会社のレポーをします。


2012年11月19日月曜日

CAVEのレポートーその1-



Celebration of Animation and Visual Effect 略して、CAVEというVES主催のイベントがありました。。
場所は、Crappy Area China town 元い、あまり治安のよろしくない場所のDistrict 319という場所で(・へ・)

                                                                                                                                                         
                    


会場自体はとても、素敵な場所でした。大きなスクリーンに、快適な赤いソファー。外にはバー食事を用意されていて、それをスクリーニン グルームに持ち込める!(これ最高!バーテンダーもご自慢だったようで、大声で「他のシアターは出来ないけど、ここは食べ物飲み物持ち込み可能だから買っ てって!」って叫んでいました。(*´ڡ`●)イェ〜イ)

周りのインテリアは・・・何故か兵馬俑・・・イベントなのに兵馬俑・・・カナダなのに兵馬俑。そして鯉みたいな?良くわかんないけれど、まぁ、付添人曰く。
「どうして映画業界って、こうお金かけてるような事ばっかりするの?」という感想でした。これって・・・豪華なんですかね?


Crappyなエリアなのに、中身は結構豪華だったのでまぁ・・・良しとしましょ。



会場には、学生さん、スポンサーをしている会社の社員。VESメンバー、かなり大人数でした。300人位は居たんではないでしょうか?
同僚や、知人とも会い、軽くおしゃべり。取り敢えずお腹が空いていたので、ビール片手に、軽く食べ物を摘みスクリニーンングルームへ。

すぐにプレゼンが始まりました。まずはVESのVancouverオフィスの偉いさんのご挨拶
  • VESとは?の説明。
  • VFX業界が大きくなっているので、メンバーの人数ももっと増やして行きたい。     (ちなみに、現在バンクーバーで登録されている、メンバーはたったの・・・139人です。すっくな・・・(^_^;))
  • 3年後の、バンクーバーのVFX業界のビジョンなどをもっと話し合って行きたいなど、ご挨拶。

次に、Digital Film Central、の会社紹介。(ちなみに今回のイベントのスポンサーでもあります)
この会社は、VFX、アニメーションの会社のパイプラインを請け負う会社。
カリビレーション、テレシネ、カラコレ、デイリーズのトランスファーシステム、マスタリング作業、Codexの開発etc。をしているようです。
現在カスタマーの実例を上げて説明がありました。
(TVアニメーション。TVシリーズの等の会社&Image Engine)

掻い摘んで言うと・・・
  • 独自で開発するよりも費用を削減でき、
  • 人件費を今現在よりもカットする事で制作費のカットに​繋がる。 
  • この会社には沢山のノウハウがあるので安心して任せられるという物。

そんな・・・もんが、あるんですねぇ〜知りませんでした。
因みにこの会社は発展するんではないかと?個人的に思いました。理由は下の会社の説明の後に述べます。


次のスポンサー会社の説明。Stratuscore
この会社はオンデマンドのスタジオ経営会社。
北米で、最初がバンクーバーだそうです。ちなみに、イギリスには既に稼働している、オンデマンドスタジオがあるとの事。
実際数分しかなかったのですが、この会社の説明を要約すると

  • 短期/長期のスタジオの場所の提供
  • 機材の提供
  • ハイスピード・コネクションなど。

それ以上にまぁ、驚いたのが・・・この会社の社長・・・・ 
元Digital Domain Vancouverスタジオのヘッド・・・まぁ偉いさん
この会社を立ち上げたのも今年の8月。。。。ね?思うところが色々あるでしょ?

上のパイプラインの会社Digital Film CentralStratuscoreが組めば、税金の控除を受ける為に、日本の企業だって簡単にプロジェクト単位でこれてしまう。

バンクーバーで​働く人もう、知っていると思われますが、I◯Mのロケーション問題を含め。
まさに、
この2つの会社この業界の為のような。
プロジェクト毎に人をLayOffしているVFX会社。
プロジェクト毎にリースできるのならば、家賃の高い、バンクーバに大きな場所を常にキープしておく必要がない。
これが、うまく起動するかは今のところ実例がないので、わからないですが、プロジェクトが入るまで完全に閉めてしまう会社もあるので。需要が既にあるような気がします。


はてはて、どうなりますかね?もっと起動乗っるかもしれない?数年後が楽しみです。




色々余計な事を(も)書きすぎたので、長いので3回に分けます。
ちなみに、このプレゼン3時間弱あったので、細かく書き残しておきたいのです。


次回は
SideEffectによるHoudini
Methodo VFX Studio
Scan lineのプレゼン

その次は
Gener8
Image Engine
Zoic
Pixer のプレゼン




告知

ほぉ・・・。最近のカナダのVFXは色々めまぐるしく・・・。
書いてはいませんが、DDの倒産などを含め周りもバタバタしておりました。
(落ち着いたら色々思うことがあるので書くかもです・・・)

とは言えども、所詮は・・・この業界。
あんまりビックリすると言うよりは、「あ~やっぱり、さて次は何処だろ?どうなんだろう?」
と自分の身や先を案じる昨今です。

カナダも、季節も、変わり、大分寒くなって来ました~。
山には雪は積もるは・・・。毎日雨だわ・・・Zzz…(*´~`*)。o○ ムニャムニャ
ビタミンEの欠如により・・・鬱っぽく?!愚痴っぽく?
イマイチやる気が起こらないのに。
激務・・激務・・・激務?みたいなぁウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
太陽でてくれぇ~

それはさて置き、タイトル通り、告知です!ʕ̡̢̡ʘ̅͟͜͡ʘ̲̅ʔ̢̡̢

VES主催の、Career Expoが、11月21日(水曜日)に開催されます。
時間: 11 AM~5 PM
場所: Roundhouse 181 Roundhouse mews

比較的、小規模な開催のようですが、MPCや、Method、Pixer,Prime Focus、Rhythm and Hues studios なども来るようなので、就職活動をしている、バンクーバーの人には良いかもしれません。
是非参加してみてはいかがでしょうか?
因みに、
Pixar Canada Character modellers, Environment modellers, Texture artists and Rigging TDs

Rhythm & Hues =
Compositing, Lighting, Houdini Lighting, Houdini Effects, Sr. Houdini Effects, Modelers, Sr. Modelers, Sr. Texture, Sr. Matte Painters

MPC = Digital Matte Painters and Compositors

の募集をするようです。
最近の、Career Expoで言えるのが、あまり話せる時間がないので。
  • 事前にHRと話ができるようにコンタクトしておく。
  • DVDの受け取りをしていない所が多いいので、Resume、名刺などにWebsiteを目立つようにして渡しておく。

前回のJobFair の時は、Pixerなど人気の会社は、Resumeなど一切受け取ってもらえず、HRと話す時に、「会社のHP見て、応募して下さい」と言われただけでした。
大手の会社は人が沢山来るので、話す時間がなかったり、長時間待つハメになるので、時間配分を考えてくださいね。
まぁ・・・・前回は凄い小さい会場にキャパ余裕超えしちゃう人数が来たので。もうそれはそれは・・大変でしたが、今回はそんな失敗はしないでしょう?!ね?VESさん?もししたら・・ガツンと言っておきます。


2012年10月1日月曜日

バンクーバー国際映画祭 VIFF

先週の木曜日9月27日から、10月12日まで、バンクーバーの映画祭 VIFFが開催中です。


すでに、何本か見に行きましたが、規模としては、TIFF(トロント映画祭)と比べるとかなり小さい。

映画は380本。その中には、Toronto映画祭にも来ていた日本映画も何本かあります。


チケットはVIFFメンバーになって($2)見に行きたい物を選んで、ネットや、電話、オフィスで買う様になっていています。

まだまだ、チケットが余っているようなので、是非見たい映画があれば、この機会にいち早く見れるチャンスです!

映画は沢山見るようであれば、5枚、10枚、20枚、30枚、映画期間中の週末パスなど沢山の種類があって、お得ですよ

因みに、お薦めは、めんどくさくても、VIFFオフィスで買う
なぜならば~、ネットで買うと、サービスチャージが取られてしまうんですぅ。
オフィスで買うと、税金もかからず買えますよ!

Vancouver International Film Centre 

Vancouver International Film Centre
1181 Seymour St | Vancouver, BC - CANADA V6B 3M7

まだまだ、始まったばかりなので、ぜひこの機会に映画祭楽しんでみて下さい!


2012年9月12日水曜日

スピルバーグ監督作品「リンカーン」Google+初予告編公開!


おぉ〜すごぉ〜い。
映画「リンカーン」の初予告編をGoogle+で
9月13日午後4時(L.A時間)
日本時間は14日午前8時から。

それも、スピルバーグ監督と、ジョセフ・ゴードン=レヴィットと話せる機会まである。
Google Hungoutsで事前登録をしておくと、チャンスがあるかも!!!

先ずは、
Google+をしていること。
そして、ここへジャンプ!
参加をするにして、
左にあるサークルにGoogle Playをフォローしておく。\
質問したい人は
ここへGo
自分のYoutubeをあげるのが・・・面倒くさいから私はしなかったけど。
英語で質問してたら、向こうが選んで電話がかかってくるかも??

おぉおお。。。


いやぁ、時代は本当に凄くなって来ましたねぇ〜。
それもGoogle+でどこの国に居ても、見れるわ、有名監督とチャットできるかもしれないんて。いや〜すごい。

映画業界潜り込まなくても、よかったかも?(^Q^)

明日がすごい楽しみだ!



トロント映画祭の続報

トロント映画祭の記事が沢山☆
私が好きなシネマトゥデーにも

前回書いたものが、早速記事になっていたので。

トロント映画祭で『テルマエ』に拍手鳴りやまず(シネマドゥデー
流石にカナダの新聞にまで、日本の記事が大きく出ることはないけれど、カナダの新聞に少し出ていたので。
ここに→The Globe and mail

上戸彩さんが、「日本の俳優として初めてトロント国際映画祭のレッドカーペットを歩かせていただき、とても光栄に思います。」って言っているけど・・・
近年では、役所広司さんが「バベル」
 芦名 星さんが日本・カナダ・フランス・イタリア・イギリスの合作映画「シルク」などでも歩いていたのですけどね。^_^;

ちなみに、「バベル」VFXは Intelligent Creatures
 「ウオッチマン」も手がけていた、トロントのVFXの会社が手がけました。現在は・・・最近の映画不況の中規模をかなり規模が縮小してしまいましたが。








ススメしていた「Looper」のジョセフゴードンの顔が変 。の理由が・・・
SF大作『ルーパー』がトロント映画祭で異例のオープニング
な〜んだ。ブルース・ウィルスの若い頃に似せるための​特殊メイクを3時間も。。。
ってか似てないよでもぉ・・・CGにしちゃえなよかったのに・・・。
とVFXアーティストの私は思ってしまいました。(^o^;)。。。

それ以外には『ふがいない僕は空を見た』(Movie enterより)


でもこうやって、日本映画が評価されているのを聞くと、すごく嬉しくなります。
そして、頑張れ!!!!
と・・・いつかまた日本映画制作にに戻りたいな。・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

これからも、トロント映画祭で続々と、日本映画が上映されるようですが、
本当に上手く行くといいなぁ〜。

正直、日本映画は字幕での上映になるので、かなりマニアックな人以外はなかなか人が​入らない。

でも、作品の内容が良ければ絶対、火がつくし。客足も伸びる。

黒澤明監督などの、先代が築きあげたような、「日本映画は今だに凄い!」って、また言ってもらえるような名作作り、頑張ってほしいなと思います。
ってか・・・自分も​頑張れって?頑張りまーす。((o(´∀`)o))

最近の映画業界は、暗い話ばかりで嫌になってしまう。
客足が伸びず、興行収入もガクンと減って・・・
確かに、家で手軽に、見れるようになった昨今。
でも映画館で見る映画は、やっぱり違うからなぁ~と。

映画を作る人間は思うわけです。

是非、映画館へ足を運んで下さい。
今年は、4100作品の中から選ばれた、
ワールドプレミアとなる146作品を含む、
372作品が上映されます。
ちなみに、その中の32作品カナダ映画

トロント映画祭には、三大映画祭の一つ、イタリアのベネチア映画祭のすぐ後に毎年始まります。
だから、ベネチアから、ハリウッドへ帰る途中にトロントへよってくれる、セレブ達が多いいのです

本当に沢山の有名人が町中で見れるのはもちろん。
映画館で直接、監督や、俳優さんに質問して、話せるのも映画祭の醍醐味!

常連のジョニー・ディップや、ハル・ベリーダスティン・ホフマンベン・アフレック
今年は、トロント国際映画祭の期間中に、アジア映画サミット代表として、ジャッキーチェンも来ています。

トロント映画祭に来る今年のゲストリスト

チャンスがある方は是非!映画祭へ!!!!

って・・別に私が主催してるわけじゃないんですけどね~毎年凄く楽しかったので



2012年9月6日木曜日

トロント国際映画祭!!!

今日からトロント国際映画祭!!! 

9月16日までの10日間、世界中のあんな場所や、こんな場所の最新映画が見ることができます!!!
がしかーし、
今年は行けないんだよねぇ・・・ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
なぜなら、バンクーバーに居るから。
トロント帰るのにここから6時間・・・(;_;)諦めます。

でも今年のラインナップは、うぅ〜ん、かなり良い感じ☆
詳しくはここへ→TIFF(Toronto International film festival)

Galaでは、日本でもう公開さたThermae Romae ・・・・って事は、阿部ちゃんもトロントに居るのか??いいなぁ〜見たかったなぁ〜。

注目は、 Looper ジョセフゴードンの出ている作品。でも彼の・・・顔が・・・顔が・・・顔が・・・なんで?(@_@;)映画もきっと面白いのでしょう。。。
でもこのオフィシャルサイトが凄いんです!
Webデザインとかやってる人は、結構画期的なので、チェックしてください☆って・・・違う意味の注目でした。

後は、ペネロペ主演の Twice Bornイタリア人 セルジョ・カステリット監督 ヨーロッパの街並みが今回も素敵☆やっぱ、映画はヨーロッパだよね〜って、ハリウッド映画しか普段しないのであえて言ってみる。(゚A゚;)

イラン/トルコ映画のRhino Season でも、俳優陣にモニカ・ベルッチがいるぅ〜。そして砂漠の絵が凄く素敵だ〜。

フランスの2Dアニメーション映画The Suicide Shopタイトル怖いけど、自殺専門店に赤ちゃんが?興味津々


日本からも沢山出品されていますねぇ〜。

でも私の、トロンと映画祭のおすすめは、何と言っても、絶対普段見ない映画を​見る!
例えば、ハリウッドの大作映画じゃない馴染みのない国の映画。((o(´∀`)o))ワクワク

ハリウッド映画は、少し待てば、映画館で公開するし、探せば、レンタル出来るから。でも、馴染みのない国の映画は、もう二度と出会えないかもしれないから(๑´ڡ`๑)


あちやぁ〜?って思うものもあるけれど、結構掘り出し物が、あったりするのです。

* タイ映画のコメディー映画も楽しかったし、
* 凄い素敵なタイトルの映画だと思ったら、ジハード問題だったり。
* 何語?っていうのも以外にいけるのです☆
*  一番思い出に​残るこの映画祭の作品は、幾つかアカデミー賞も取ったパンズ・ラビリンス(Pan's Labyrinth)よく喋るギジェルモ・デル・トーロ監督が自ら、映画の説明をしてくれて。その年一番良かった映画かつ、オスカー取るなんてラッキー

それ以外にも、トロント映画祭の醍醐味といえば、やっぱり、有名な俳優さん達に映画館ではもちろん、街なかでも出会えちゃったりするのです。
大体、ダウンタウンのホテルにはファンの人が溜まっていたり?レストランや、オシャレな服屋さんを映画の後のパーティー会場にしたりして、会えちゃうんですよね〜☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

私もカナダに来てから、皆勤だったのに・・・(TдT)
街中が映画祭で盛り上がっているので、トロントで一番好きな季節かもしれない。

今年はいけないけれど、今年の映画祭も大成功でありますように!

大嵐の原因?

さて、前回​書いたように。

例外なく我が友人達も、この大嵐に巻き込まれ、イギリスで​働いていた友人達が、続々とカナダへ帰国してきました。
とはいっても、 Double Negative Visual Effects in UKで働いていた人になると、地元で仕事を探す気にはなれないようで。大手が集まっているバンクーバーに絞って就職活動が活発に
 Layoffが決まった瞬間から、Twitterや、Facebookで情報を公 開。手当たり次第情報を漁っておりました。 (*゚∀゚)

そもそも、イギリスにはカナダとは同盟国というのもあり、言語問題もなく、IELTSなどの英語テストを受ずとも、比較的、長期間の労働許可書が出 されるようです。
一昔なら、英ポンドが、カナダドルに大して高かったので。出稼ぎ要素もありましたが、最近は、カナダドルがUSドルよりも強い事​もあって、魅力が落ちて来てるとはいえ。沢山のカナダ人が働きに出ています


いやぁ〜時代は本当に便利になった。レイオフされた30分後には世界中が知っているのだもの。
私達も漏れることもなく・・・誰がLayoffされたか、友人網で回って来ました。(# ゚Д゚)
 そして、誘い​?!会社自体もも、人出が足りていない所は直ぐにアーチスト獲得に走っていました。

とは言え、全世界のVFXのアーティストがバンクーバーは熱い!!!と思っていると思いますが。
今回の、この一連の閉鎖、レイオフにはバンクーバーの会社もガッツリ波に乗り込まれております。(;´゚д゚`)エエーやっぱり

カナダが本社であるImageEngine以外の大手の会社は、アメリカやイギリスから来ている会社。 
仕事ももちろん、本社から
 後ろ盾になる会社もしっかりある会社ではありますが、その分、仕事が無い時や危ない時は、ガッツリ人を減らして、その場をしのぎます。

でもなぜ今?閉鎖や、レイオフが続いたか?
Rhythm&Huesバンクーバーもレイオフ・・・。 
Rhythm And Huesは独立系の会社の為、今回のLayoff、TimeOffはプロジェクトの遅れ、再撮によるものかと。

じゃあそれ以外の会社は?と言いますと・・・・
すでに春先にガッツリ( TДT)レイオフをしていて、かなり少ない人数で回しているようです。
MPCも自社ビルを作って、SONY、DDも新しくビルを借りたりしていましたが。。。
チームは予定よりかなり小さめ。
と言うのも、ちょうど、次のプロジェクトへ移行する合間であったり。とかいい事言いたいのは・・・山々ですが。。。。

そもそも、私がカナダに来て10年。今年はこんなに???という程プロジェクトの進行が遅れている&再撮影が行われる。
それに加 えて、カット数が予定より数%減っている。 普段だと、数%カット数が増えて困るといった事はあれど、そして、少々の公開は延長があれど。減るなんって事は滅多にありえない​んす!!!! By マネージャー

 他の国からの友人達からは税金控除​のお陰でバンクーバーは調子がいいのだろう?と聞かれますが。。。。
実際私が働いている会社でも、幾つかのプロジェクトで数%のカットが減り。大打撃∑(゚Д゚)ガーン
辛うじて首の皮​1枚で繋がっているような感じ。
1つのプロジェクトならまだしも、それが年がん間いや、1/4期で数プロジェクトなると、どこの会社もお手上げです。

あとは、DDの様に危ない噂があると中々人が集まりにくい。
ILMのようにスタジオの立地条件に問題がある。(興味のある人がいれば​書きます)


今年は本当に・・・大嵐なんです。そうなんですぅ!!!


ここに来て、バンクーバーのVFX業界も少し変化してきたように思います。
大手も、こんなに大打撃を受けている為、中小VFXのZoicMethod,Prime Focus等は映画以外、TVやCMでなんとかやり過ごしている感じ。
勿論、そういうプロジェクトに巻き込まれなかった会社も​沢山​あるので、一概にも言えませんが、規模が大きくなるほど、今回の一連はダメージが多いいようです。

今まで働いてきて、プロジェクトが急遽中止になった事も、延長され過ぎて1年やり続けた事。リリースに間に合わずに、毎週新しいバージョンで公開へ踏み切った​物も。色々ありますが、ある程度想定の範囲内。。。​。

でも今回、大手は数プロジェクトが重なってしまった為に、スケジュールも予算も想定外になってしまっているようです。
ちなみに、再撮影、延期(制作が間に合わない​物&計画的​延長した物も含めて)

これ以外にも公式で発表​されていない物を含めると、かなりの数。
バンクーバーでもレイオフされた組は、モントリオール​、ニュージーランドへ移動するや、Visaが切れてしまったのでアメリカへ帰国 周りだけでも数人バンクーバーの地を離れてしまいました。まだ残っている友人の中でも、Wetaや、シンガポールの長期のコントラクトに魅せられて移動を予定しているも。

移動や、不安定な業界税金の控除が魅力と言われる、バンクーバーも例外ではなかったようです。
とは言え、10月になると、どこの会社も再び忙しくなるようですが。
予定予定・・・大体遅れるし(^_^;)

ここ数年熱いと言われていたバンクーバーVFX業界も5年は持つだろう?と言われていましたが、デジタルドメインも危ないバンクーバー、もって3年、その後はどうなるのか全く想像もつきません。

こればっかりは先の読めない業界です。
とりあえず、もう少し、安心して働ける業界で合って欲しいのは山々なんですけどねぇ〜(╹◡╹)


現実逃避して、ベネチア映画祭の情報でも探ろうかなぁ〜(*´ڡ`●)



大嵐がやって来た!

9月に入ると、暑さも落ち着くカナダですが、オリンピックも終わり
「ふぅ〜食欲の秋だねぇ〜のんびりだね〜」何〜って言いのは山々ですが。。。。
この1ヶ月VFX業界は、かなりのバタバタでした。(´゚д゚`)アチャー

さて、箇条書きにしていきますとぉ〜オリンピックが始まる前に、

どーんと、来たのがDouble Negative Visual Effects
イギリスオフィスで300人のLayoff。。。(・_・;)おいぃ・・・

続きまして、
Matte World Digital (アメリカ)のオフィスの閉鎖。
80年代からある老舗。えぇえええ??

そして、
FUEL VFX(オーストラリア)の閉鎖。
え?プロメティウス・・・出たばっかりじゃん。(゜.゜;

そして、Rhythm and Hues(アメリカ・カナダ)の大量Layoffと、Time off・・・
安定していた会社では・・・( ゚д゚)

ここに来て、最近あんまり良い噂を聞かなかったDigital Domainの株価が急降下。
多額の負債・・・債務不履行.(゜o゜;  79¢まで落ちた?05/09/12)

しかも、、6年前からファイナンスプロブレムを抱えてる・・・・(@@;) By Scott Ross
(元DD社長)6年前って、貴方が辞任した時では・・・
ってか・・・もう。。。大帝国が音を建てて崩れていく・・・? 
流石にVFXの帝国の一つがこんな事なるとは、自分の周りでも心配の声が。

ごぉおおおおお!!!!

といっても・・・・まぁ・・・何となく狭い業界。
たとえカナダに居ようとも、世界中の危ない噂にはチョコチョコ入ってきていたんですけどね。
ここに来て、噂レベルを軽く超えちゃいましたね・・・
さて、これからどうなるんでしょうか???特にDDから目が話せそうもありません。


レイオフの規模が大きいのにもかかわらず、ゲーム業界みたいに、ニュースにも上がらないのは?!流石に倒産するとニュースになるんですけどね・・それだけ、Layoffが日常化してるって事なんでしょうか?

でも、狭い業界、不安定職種の為明日は我が身なので、最新情報交換は常に流れてくる。

 備えあれば憂いなし?

この1ヶ月でこんなにバタバタ色々あると。流石に少し混乱でございます。

まぁ、周りにもLayoffをされた人がチラホラ、自分の身も流石に危うい今日この頃(=o=)
慣れているとはいえ、こんな業界に身をおいていると・・・。ハラハラドキドキです。

でも、それも楽しいんじゃんVFX?とあえてポジティブに締めたいと思います ☆(๑╹ڡ╹๑) ☆







2012年9月5日水曜日

トニー・スコット監督

最近、何か書く気がなく・・・。
ニュースは沢山あれど、あまりにも当たり前な・・・・この業界のLayoff 。
後日まとめて書きます・・・と思います。


書き始めよう〜とか思ってたら∑(゚д゚lll)ガーン
トニー・スコットが自殺・・・
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35020632.html

うぅうぅうううう。。。。ただただ 、悲しい。
原因は、脳の病気による投身自殺。 という説もあったようですが、家族が否定しているとの事。
でも一体彼に何があったんでしょう?

ホントに、いい作品を作る監督で、すごい好きだった。

今、映画業界で働いている人ならば、必ず見ているであろう、
名作「トップ・ガン」子供の頃これを映画館で​見て、飛行シーンであまりのリアルな映像で吐きました・・・(´・ω・`)。そのくらい凄かった。
この後は皆さんがご存知の通り、トム・クルーズの活躍は凄まじく・・・。
近年第2作も制作に入る予定だったのに。。。。本当に残念。
 


 今の若い人には、馴染みがないでしょうが、冷戦後から、ほんの数年後に作られた、「クリムゾン・タイド」
デンゼル・ワシントンがいい味を出してるんだなぁ〜、これもまた、凄くハラハラドキドキで良かった。お勧めの一作品

 
 
ドミノ実話を元にした作品。綺麗なお姉さん、キーラナイトが凄い
男前で。。。銃担いでカッコイイんだなぁ〜。
今は見る影もないけれど、昔は男前 だった、ミッキー・ロークが、輪をかけて厳ついおじさんかつ、久しぶりの表舞台で見たのも懐かしかった。(最近復活してよく見ますが。。。)
映像が荒く撮られていて、臨場感あふれる感じ。良い色をした作品でした。




でも、個人的に一番のお気に入り作品はやっぱり、学生時代にみた
「True Romance」サントラも買ってよく聞いたし。
今や男前の代名詞みたいなブラットピットがチョイ役で出てたり、バットマンに出てる良い警官役のゲイリー・オールドマンが、特殊メイクをつけたドラッグディーラー役で。
知る人ぞ知る。名作だと思うんだけど・・・。
当時は、男前で売っていたクリスチャンスレータもすごい良かったし。
スクリプトが、タランティーノだったり(この作品に関して、彼は色々があったようですが)ホント好きだったなぁ。
挿入されてる音楽も今聞いても全然かっこいい。



良い監督がこの世を去るのは、本当に悲しい。
もっと色々見たかった〜
映画の事を、凄く興奮して語っている彼の映像はずっと・・・心に置いておきます。そして、素晴らしい映画、どうもありがとう御座いました。ご冥福をお祈りします。





2012年7月25日水曜日

グリー、カナダに子会社を設立


グリー、カナダに子会社を設立
ゲーム産業が集積するバンクーバーで開発・運営強化
バンクーバーは世界でも有数のゲーム産業の集積地で、ライバルのディー・エヌ・エーをはじめ、EAカナダ、レリック・エンターテイメント(THQ)、ラ ディカル・エンターテインメント(アクティビジョン)、カプコン・スタジオ・バンクーバー、ロックスター・バンクーバーなど多数の企業がスタジオを置いて います。バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州も積極的な誘致活動を展開します。

ふぅ〜ん。この記事をまず読んで・・・Σ(゚д゚lll)ガーン
えっと。。。3つ程、間違ってやしませんか?前回の記事に書いた通りなんですけど。
閉鎖、移転、©も解雇が・・・━━(;゚Д゚)━━!!
       参照:ゲーム業界の変動
                  Radical Entertainmentの大量解雇

まぁ、そう思ってたのは私だけじゃないはず。
&そしてどうして、バンクーバーって思ったのも。私だけじゃないはず?

因みに、カナダの方のニュースではその事に付いても触れていました。 
*Japanese online game company GREE to open development studio in Vancouver


勿論、カナダ進出する事は、だいぶん前に決まっていた事だとは思うのですが、記事を書く人ももう少し、キチンとした情報の記事を書いていただきたいな・と。

さて、カナダに進出してきたのは、何もGreeだけではありません。
バンクーバーのダウンタウンに、現在DeNAもオフィスを構えています。

*DeNA、バンクーバーに開発スタジオ「DeNA Studios Canada」を設立

*DeNA will make its own social games abroad, opens Canadian studio


現在のところまだ20人程で、駐在さんが3人程の小さな会社であるようですが、うまく行けば、Gree同様オフィスを広げるようです。

実際、DeNAは在日本人の募集を大体的にやっていたようですが。在加日本人はまだ5人程度。これからもドンドン増やしていく予定?
確かに、日本人を採用するにに当たって、バンクーバー程見つかりやすい場所はないけれど、税金控除の事を考えて、東海岸(トロント、ケベック)での方が断然お得。
人口も多いい。


確かに、ITのメッカ、サンフランシスコより、物価は安く、時差がない。
でも、日本企業?!?!?!。
バンクーバー​の場合は15時間差、トロントやモントリオールの場合は11時間差。

つまり、日本が昼の時、前日のバンクーバーは深夜。トロントは朝明けるくらいの時間。東海岸との方が仕事しやすいと思うのだけれど。。。。


日本企業にとっては東海岸の方がよっぽどお得でだと思うんですけどね?。ふぅ〜ん(゜_゜)。
カナダ企業でさえバンクーバーから逃げてるのにどうして、バンクーバー何でしょうかね? 

どうしてですかぁ???GreeさDeNAさん

まぁ~、何かもっと知らない所でお得な事があるんでしょうか・・・っと。


それにしても、モバイルけーのゲームは本当に今は調子良いようですね〜。
APP系も凄い好調のようだし。
(因みにHootsuit 等もバンクーバーに本社を構える、政府が信用している、優良企業の一つです。)

一時期、コンプガチャ禁止でどうなるんだろう?と思ったけれども、まぁ、それでも、海外進出をするほど業績が良いんですね〜。

何はともあれ、日本の大手電気企業が成績不振の中、日系企業がカナダに進出してくれて、成功してくれる事はやっぱり誇らしいので。頑張って欲しいです。
 


2012年7月21日土曜日

Lay Offされる前の心がけ

前回も書きましたが、Lay Offや会社が潰れるなんって、カナダでは結構ー​普通。
そりゃ、そうなった時は落ち込むし、Σ(゚д゚lll)ガーンってなりますが。
そう言っても次に仕事を探すしかないし。

次の仕事が見つかるまで、3ヶ月や6ヶ月開くことも。。。まぁ、ありますよ
。。。っと。
運やタイミングが​良ければ、比較的​、間を空けずに働く事もできますが、そればっかりは、横のつながりや、HRと親密にしておくことでしょかね。
心の片隅に、置いておいてください。

仕事が、見つからないといって、ギャーギャー言っても見つからない時は見つからないし。
プロジェクトベースのVFXなら、それが当たり前。

ゴタク並べてないで。。。それなりのコネクションや経験値を上げないと。
常に、準備をしておかないと。
と・・・思うわけです。そういうのを延々聞かされるとね・・・(^_^;)
人は離れていってしまいますよ・・・と。
追記
やばい・・・メチャメチャ受けたビデオ​あったので、見てみてください。
私の気持ちを代弁​してた。
特にネガティブな人が回りにいる人!

やっぱり、ネガティブな人に悩まされるんでしょうかね?
私だけじゃなくて安心しましたが(^_^メ)。Stay away from ME!!! です。


      

 
さて、常に準備をっていうのは

  1. 同僚と良い関係を保つ事。
  2. 求人を常にチェックして、違う会社のプロジェクト状況を把握しておく
  3. 上司(SupervisorやLead)に自分の仕事を評価してもらえる仕事を心がける。
  4. 常に勉強をしておく
  5. ステイタスの確保(永住者には関係ありません)

  • 1つ目同僚と良い関係を保つ事は、他の会社のプロジェクト状況などを仕入れる事ができる  求人サイトが出る前に話を持ってきてもらえる。
  • 、2つ目の求人をチェックしておくにも当てはまります。
  • 3つ目上司に評価して貰える仕事を心がける。   関係が悪くて辞めた、なんて・・・もってのほか、理不尽な事はきちんと意見を言うのは構わないけれども、人間関係を友好に保つ様に心がけて下さい 
         北米では、日本以上に上司の評価が必要になる場合があります。 
         次の会社へ移動した場合、必ず上司からのReference letterを貰う必要がでてくるの  
       (Reference Letterとは=上司からの推薦書。新たに働く会社で提出を求めらます)
  • 4つ目、常に勉強しておく=後で述べます
  • 最後のステイタスの確保、Work Permitで滞在の場合、Visitor visaもしくはSutudent Visaに書き換える必要があります。滞在を望む場合、違法滞在、違法労働等に気をつけて、必ず、CIC の情報を常に確認して置く事が外国人労働者​には必要です。 
違法労働、違法滞在を知らずにした場合でも、今後、入国の禁止、移民申請が出来ないなどの問題になります。

 
長くなったので次回に3つ目の勉強をしておくにスッポトを当てて。

2012年7月20日金曜日

ゲーム業界の変動

ここ最近、VFXより、カナダのGame業界の動きが凄い激しいようですが・・・。あまり良くない方で・・・ヽ(´Д`;)ノアゥ...

今月の頭、Rockstar Games が、バンクーバのオフィスを閉じて、トロントへ移動を決定。理由はやっぱり、税金控除の排除額が魅力だから。\(^o^)/

18日に、Capcom Vancouverが7%に当る20人の解雇
理由は、プロジェクトの人員整理。(20人くらいでアナウンスするって、絶対裏があるに違いない・・・普通大手だと、その位の人数でアナウンスなんかしないと・・・思う。)

最近不振の?THQ57人いるQAチームを閉鎖
一部の人はモントリオールへ移動になったとのこと
              
                                    Rock Star Game      Capcom            THQ


どの会社も「バンクーバーのゲーム産業は衰退することなく、進んでいます!」と,
とってもポジティブな事を言いつつ、閉鎖、Lay offをしています・・・。(いやはや・・・)

Rockstarの記事の中にもあるように、映画やTV産業のVFXが近年発展してきた事も、ゲーム産業の衰退原因の一つの要因であるようです。

実際、今年に入ってから、UbisoftもVancouverのスタジオを閉鎖
Electronic Arts も大量のLayoffを執行。
そして、2005年に Disneyに買収されたPropaganda Gamesは昨年閉鎖。(300人程の従業員を段階的に全員解雇。因みに、現在Rythand and Hues studioが入っている。)
なんだか、弱肉強食ですが、そのうちVFX、だって同じ運命を辿る?可能性も見越しておかなくちゃいけない。明日は我が身?!ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
             
                                            Ubisoft                 Electronic Arts     Propaganda Games

さて、じゃあ、何故?モントリオールが最近、今まで以上にゲーム産業が盛んになってきたのか?やっぱり、税金の控除の魅力、誘致に力を入れているから。

なんだか、業界が常に最近、税金控除の話題をしている気がしますが・・・ヽ(´Д`;)ノアゥ...

モントリオールの税金控除は、VFXの税金控除と同様、37.5%。この数字はオンタリオ州と同様です。

でも、ここで少し違うのが、映画産業はモントリオールは一般的に、フランス語圏!!
地域によって、フランス語を第一言語に話す人も多く。要は街中が二ヶ国語で動いている。


それに対して、ケベック政府(モントリオールが在る州)は、「フランス語のゲームを作ったらもっと、税金控除を増やしますよ!」大作戦をしているものだから・・・。・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

スタジオを移動してでも、徳をするという構造。

後はやっぱり、幾つかの記事で書いてあったけれども、
バンクーバーの家賃が高すぎる事もあげられる。
今までは、田舎のどーんと大きな会社で、どーんと数百人規模で雇えたものを。年々、土地の値段が上昇することで。雇用者の給料の上昇、物価の上昇がここ数年でグーンと変わってきてしまった。会社側もメリットを感じなくなって来たのも要因であると。


それ以外にも、ゲーム産業は映画産業のように、ハリウッドと同じ時間帯でミーティングする必要がない。バンクーバーじゃなきゃいけない理由はない。別に労働許可書も取りやすくない。映画産業ほどの控除が貰えない。メリットもないじゃん・・・。

反対に、映画産業は、控除が多いい上に、労働許可書が取りやすい。ハリウッドと時差がないのでミーティングなど、仕事が同時進行で行われる。メリットが沢山ある。

Blizzard
*5月の発表で Ubisoftトロントは、現在200人弱で、それを10年以内に、800人規模にする予定。因みにトロントオフィスも近年出来たばかりで、2,3年で200人規模に。

*Ubsoft モントリオールオフィスに関しては、現在2000人居るとのこと。
*EAモントリオールは750人。                                                                      
*Activision Blizzard も数年で数百人規模になる予定。
ドンドン発展して行くようです。

こんな雇用、絶対できない。VFXバンクーバー業界。
因みに現時点で一番、雇用人数が多いいのは、Image Engineで250人でしょう。
プロジェクトによりけりで、今後、Sony, MPCが300人規模。DD,R+Hが200~250人が最大規模。
でもプロジェクトが終われば、基本解散だし。コアメンバーは100人程度まで落ちる。

これは人口比率も関係していると思う。
モントリオールは何やかんや言ってもカナダ第2の大都市。
ケベック州の人口7,903,001人に対し、ブリティシュコロンビア4,400,057人。
約半分程しか居ない。
それに、バンクーバーのダウンタウンは、学生が凄く多いい。英語を勉強する学生が世界中来るからか?有色人比率が高く、労働者も比較的外から来た人の方が多い様に感じる。

モントリオールは想像するよに、長く住んでいる移民や、地元の人の方が多い様に感じる。


United States loses video game jobs to Quebec
この記事のように、アメリカだけじゃなく、バンクーバーもGameの仕事を完全に失いつつある今日この頃です。

もっと頑張って欲しいよ。BC政府さん。。。☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ


参照