NOC

NOC =The National Occupational Classification

500職業グループ、40,000以上の役職のリスト。 

このNOCナンバーが、Work permit (労働ビザ）immigrating（永住ビサ）に必要になります。
要は、カナダは、手に職、資格、技術を持っている人、 

優秀な人材に働きに来てもらいたい！

そうする事で経済が発達、カナダ人の技術の向上、雇用促進となるのです。

Visaを取る時、自分は、どのSkill Typeに当てはまるか調べてみてください。

Occupational Structure by Skill Type

（このリストに含まれない職種の人は、残念ながらWork Permit, immigratingの申請も難しいそうです。）

VFXの場合は 5,Cultureに当てはまります。
その中の 5223 Graphic arts technicians（←詳しくはHRSDCで確認して下さい）

この中に、下のリストの中に、VFXの職種役職が含まれています。

だいたいの要約したものがこれ。

主な業務内容

• デザイナーの指示の確認
• デザインコンセプトの開発、制作、アシスト
• コンピューターを使用した、タイトル、テキスト、図面、イラスト、グラフィック、レタリング、色彩調整などを 取り込み 。
• コンピューターでの画像、図面制作
• 画像を デジタル化 し、グラフィックパレットや特殊なソフトを使用して、変換。
• 提供されたコンセプトの模型を使って、レイアウトやページの装飾や配置の制作
• 撮影準備、映画製作の準備、素材の準備
• アニメーターの仕様に基づき、電子パレットを使って２次元、３次元のアニメーションのセルを作成
• 特殊なソフト、塗装機器を使用し、文字、図形、ロゴ、ショーウィンドウのデザイン、広告、看板、自動車、書籍、出版物の作成
• 学際的な環境での労働

雇用の際に要求される物

• コマーシャル /グラフィックアート、コンピュターグラフィック、アニメーションデザインの大学の卒業証明書
• 職務経験もしくは、高校、短大、技術機関での マルチメディアデザインのトレーニング
• ポートフォリにより、制作能力、芸術的才能を証明

私がこのSkill TypeでWork Permit とImmigrationを申請した時の書類

• 大学の卒業書証明書
• 大学の成績証明書
• 履歴書
• Demo Reel
• ポートフォリオ
• 自分がやった作品のタイトルリスト。
• 過去の 名刺（日本の時の物（英語付き））
• 過去の職歴の契約書（英語訳）
• 英語のテストの結果（英語で問題なく仕事していることの証明）
• 後は、自分がどれだけ、カナダ政府に貢献できるかとかを書いたCover letter

を自分側の証明として提出しました。
もちろん、これが正しいという訳ではないですが、移民局から突っ込まれないように、できる限り自分を証明できる書類を集めました。

☆証明ができない場合は、再度リクエストが来たり、却下される要因になるので。
できる限り集めて提出。
私は時間がロスしたくなかったので思いつく限り提出しました。

情報は頻繁に更新される為、最新情報は、公式サイトで確認して下さい。

Work Permit (労働許可書)

告知を書いて思ったのだけれど。

日本語で書いてる＝カナダに住む日本人 or 日本在住の人が読んでくれる。
肝心なことを忘れていました。ヽ(ﾟдﾟ)ノ

VISA!!＝Work Permit (労働許可書)

外国で働く時には必ず労働許可書が必要です。
カナダで働く場合、その許可書をとる為には少しばかり、気苦労が・・・あります。
日本は簡単ですからね。。。

まず、一番簡単な方法として、３０歳以下の場合。 ワーキングホリデーで来て、働く。
しかし、これには１年間しか働けません。
でも、キッカケや業界の横の繋がりを掴むには一番の近道かと思います。

これは自分の経験が語れるの後日また詳しく。


二つ目、
日本での経験があり、かつ英語でコミニケーションが取れる場合。
直接会社にスポンサーになってもらう。
この、会社にスポンサーになってもらう為には、まずは、会社が欲しいと思ってくれる人材である事。日本と違って、新入社員という概念がないので、あくまでも経験があることが前提です。
つまり、すぐにでも仕事が出来る人に限ります。
そこから、労働許可書を取って貰うプロセスに入るのですが、

1.　会社にとって、その人材がどのくらい必要であるか。という証明をする為に色々な求人広告を出す。（新聞などの一般、専門を含めた求人サイト）これに約２週間。
（小さな会社であれば、長ければ長いほど良いけれど・・・）

ちなみに私の周りでは大体１ヶ月以上くらいはしているようですが。。。
一般的なサイト

• Job Bank  (カナダ政府がしているの求人サイト) 
• Monster.ca 
• WorkoPolis

専門的なサイト

• 2-Pop
• vfx recruit 
• Creativehead

 例えばこれ↑。MPCが労働許可書を取る為の広告を、政府のサイトに出しているようです。
こうしている事で、待つ時間が短縮され、人が採用されたらすぐに労働許可書を貰う事が出来ます。まぁ、大手ですからね、移民弁護士がしっかりついています。φ(ﾟ∀ﾟ )ｱﾋｬ
 

2.　募集をを行ったけれども、国内では見つけることができなかった。その証拠と提出する為のアプリケーションを 作成。

この書類をHuman Resource and skills Development Canada(HRSDC)へ提出。
申請する州ごとに、本当にこの人材が国内で不足しているかどうかを調査。
その他にも、

• 申請者に適正したポジションである事。
• 技術能力。
• 契約内容に、労働基準に違法がないか。
• フルタイムである事。（最低37.5時間/週で計算、もちろん４０時間が基本ですが）

細かい適性チェックに要する時間が約３〜４ヶ月。

証明されると。Labor Market Opinion (LMO)confirmation letterという許可書が渡され。

3.　これを移民局(CIC)で申請。これに２週間から１ヶ月。
晴れて労働許可書（Work Permit）を手にすることができます。

*追記； NOCのページに申請用紙と送る書類があります。

申請にかかる時間：国内申請    (Work Permit new employerをチェック）
                                 国外申請  （一般的な日本人＝Tokyoをチェック） 
*2012年4月30日付でTokyo Officeは閉鎖​されました。今後、マニラオフィスへ提出してください。CIC Notice
*是非、Online申請でして下さい。その方が早いですよ。


これが意外に・・・胃が痛いのです。(((( ;ﾟдﾟ))))ｱﾜﾜﾜﾜ
業種(NOC number O,A,B以外の職種) によっては、落ちるとかよく聞くし。
 あんまり簡単に思わないほうが良いかと。

NOC についての詳しい説明

でも幸い、VFXの業種で、かつ5年程の経験があれば、余裕で通ります。（自分の経験から）特にバンクーバーは人手が足りない。アメリカや、 イギリスの大手が来ていて、それらの会社が常に人を探している状態が近年続いているので、そんなに待つこともなく。労働許可書を手にしているようです。
もし、欲を言うなら、

• 関連する学部の学士以上の学歴がある事。
• 違う学士でも大学以上を卒業している
• 経験が４年以上ある事。(この４年は永住権に関係する）
• 英語の能力がIELTS最低6.5くらいある事。

これでほぼ、VFX関係の労働許可書はとれたも同然です。
落ちるポイントがない・・・くらい。仕事はあるので。（2012年現在）

実際自分がしなくてはいけない過程は、一番、最後の移民局へLMOを含む労働許可書の申請するだけです。

＊しかしここは外国、契約社会。よくトラブルに巻き込まれた、給料が払われない、騙された。など聞くので、働く前に必ず自分の権利を知っておいてください。経験がないから、経験が欲しいから、という理由で違法な事を試みると、のちのち、後悔する事になるので。

外国労働者の権利と、法律

それ以外は、雇用主にしてもらう過程となります。

これを知っているのと、知らないのだと。結構違いがあるので、労働許可書（Work Permit）の申請をする時は頭に入れておいたほうがいいです。

雇用主が外国人を採用するにあたり、読むべきページ


カナダは気候もそうだけれど、人も、随分のん〜んびりしています。お役所の人が大切な書類を、無くしてしまった。消えちゃった？忘れていた。(# ﾟДﾟ) ﾑｯｶｰ　なんて事をよく聞くので、おやぁ？おかしいな〜と思ったら、ガンガン進行状況を聞いてください。


苦手だから、面倒くさいからと言って、逃げてばかりいる人をよく見かけますが。┐(￣ヘ￣）┌ ﾌｩｩ
会社や弁護士ばかり頼っていないで、英語の勉強と思って、しっかり自分の事は自分で把握する。
それが、外国で生活する最低限の資格だと、私は思います。
一生懸命やってわからない場合は、きっと周りが助けてくれて、きっと良い友達すーっとに恵まれますよぉ！＼(*T▽T*)／ﾜｰｲ♪

Job fairで書類を渡す時のTIP

全部の書類が整った後。さて！出陣！

参照 書類のまとめTIP

Job fair のブースの人に書類を持っていきます。
その時に、まずは

• 自己紹介。
• 自分は、こんなポジションを探している。
• 自分の経験、以前どんな作品に関わってきたか。
• 今後どんなプロジェクトがラインアップされているのか？
• いつ頃採用する予定があるのか。 

などを軽く聞いた後、

仕事に関して詳しく質問を受けた場合

Brakdownや、iPadを見せながら説明を加えたりすればOK。
この時に、無理やりデモリールを見せる人が時々、居ますが、言われたら見せるくらいの余裕を持った方が良いです。だって・・・その人が判断するわけじゃないしね〜。後ろに長蛇の列があったりすると、それだけで印象悪いですよね。

＊もし、現地で働ける動労許可が必要な場合は、聞かれるまで、言わない。
聞かれた場合、Visaのサポートをしてくれるのか、ダメな場合他の支社では可能かどうかを聞く。
（シンガポール、中国などは、比較的労働許可書がおりやすいので）


＊お給料やVisaのサポートの話は、向こうから聞かれるまで聞かないのが外国人労働者の常識。(居心地が悪いんですけどね、これは、ビジネスの駆け引きってやつです。)
興味があって、能力があれば心配しないでも、結構簡単にサポートしてくれるし、方法を考えてくれます。

   

給料を聞かれる場合 

その時用に、事前調査をしておくべし。
自分の要求と納得できる額で提示しておく。
（例えば 経験年数＝年俸＄XXXとか探せば出てきます。）参照
お金の話しを詰めるのも、採用が決まる直前に交渉すればよいので。
あくまでもここは目安の額で。
(カナダの給料は少しアメリカより​低い位と思ってください。)

Job fair の肝心なポイント

事前にコンタクトをとって置けるなら取っておく。
そうすると。書類を持っていった時に。
「XXXXさんともう話をしてあるんですけど」
と言えば優先的に面接をして貰えます。
もしくは、行かなくても面接の予定が組み込まれています。


やっぱり、採用する側も電話や、webcameでするより、やり易いですしね。自分的には、電話より自己アピールが出来るので、直接面接が好きです☆
面接できなくても、HRがパーティー会場で直接スーパーバイザー接触させる。強引な面接ってのもありました。ヽ(ﾟдﾟ)ノ ぇぇぇぇ・・・・



この業界、ジョブフェアーと言えども、常にプロジェクト単位で動いているので。HRとの密接な関係がKeyです。

仕事を探していない時でも、常に自分の興味のあるポジションはチェックして、アプライしておくのは当たり前。
結構HRの人は 、狙った人の職歴、demo reel は覚えている物です。

因みに、ILMのHRはさすが優秀で、半年前のdemo reel の内容を全て覚えて居る。。。。
「これと、これは新しく入れたショットね。今この仕事終わったみたいだけど、これも見たいからアップデートしてくれる？」

と、ピンポイントでリクエストが来たりします。
正直・・・ドン引きしましたが（苦笑）使い回し出来ないじゃん。。と・・・(+o+)

後は、タイミングが悪くて、行けなかった会社etc、かなり好意的に受け入れてくれるので。面接も優先的にして貰えます。
後、プロジェクトが終わった後に、連絡すると。
「今度これがあるから、しませんか？」
と仕事がトントン拍子に決まったり。

横の繋がりも、とっても大事ですが、会社のHRもかなり親密にしておいた方が何かと色々スムーズに行きますよ。

書類のまとめTIP

これはあくまでも、私と私の周りの人たちの経験なので、絶対って訳ではありません。
参考程度にどうぞ。

さて、近年ジョブフェアーやSIGGRAPHで、求人をしています。
そこに持っていく、大切な書類のまとめ方について。

私も、以前SIGGRAPHに行く時にどうしたら良いんだ？と悩んで周りのベテランの方達に聞いてみました。

持っていく物

• Resume
• Cover letter
• Demo reel (DVD)
• Breakdown Sheet
• Business card
• iPad, iPhone などデモリールを見せれるようにするディバイス
• 携帯電話

が必要です。最初の4つは言わずと知れた必需品。
（後日これも、詳しく書こうと思います。）

Business card  

必要な項目は

• 氏名
• 自分の望んでいるポジション
• 携帯の電話番号
• メールアドレス
• 自分のURL

この情報が入ったQRコードとかも付けて置くと良いかもしれません。
（海外では日本ほど普及していませんが、ギークが多い業界なので良いと思われます）
＊パーティーに呼ばれた時に周りの人、情報交換しておくにも便利です。

iPad

自分のデモリールを入れておく。
リクルーターの人と話している途中で、デモリールの話になった時にすかさず
「iPadでデモリールが今見せれますよ」
って言えるから。

後は、別室の面接会場に呼ばれた時に、DVD入れて読み込んでいるより早く見せれるので。
自分を売り込む時間が増えます。
後は、会場内でHRがTwitterで情報をガンガン飛ばしているので。キャッチしてみてください。

例えば、

• 今空いていますよ。
• このポジションの人を探していますよ。
• XXXのスーパーバイザーが今居ます。
• どこどこで今晩パーティーがありますよ。 

要らない情報まで飛んできます。Σ(´∀｀；)
携帯電話は、空きがあった場合。すぐに面接の連絡をしてくれます。
沢山の人が一度に来るので、一旦書類を預り、スケジューラーの人が急募しているポジションから、興味のある人順に会場内から連絡てくれます。

これらの書類をまとめて持っていけば鬼に金棒！
な・はず。

最後に、書類のまとめ方なのですが。友人達の良いアイデア順にいくつか

• すべての書類を二つ折りにして、間にDVDを入れカラーゴムで留める。

（目立つように）

• 全部をホッチキスで留める。
• ファイルに入れる。
• クリップで留める。
• 封筒に入れる。

因みに私はこんな感じ。

それぞれをホッチキスで留め、 わかりやすい様に入れて。
見開きに名刺を差し込み、表紙に自分のインフォメーションシールを貼り付けています。

シールも名刺も自分で作ったものですが。無いよりは良いかなと。
こういうのを準備するのも、結構面倒くさいし、お金もかかるんですよね〜。ﾈｰ( ´ﾟдﾟ)(ﾟдﾟ｀ )ﾈｰ
でもまぁ、そこはインパクト勝負で！大丈夫。
もちろん、キチンと作った方が見栄えも良いですが、沢山の会社に配った方がチャンスが増えますから 。

＊まとめる時の注意点
こういう、大量に人が居る時の、書類は軽装でDVDは紙の袋で十分です。
ハードケースは面接で呼ばれた時や大事な時においておいてOKです。


後は、満面の笑みで好印象を狙ってください。

- 告知 -

余りここを見てる人もいないと思うのですが、とりあえず、告知を。
VESの Official pageにあります。  

この VFX Career Fair 。

NY,モントリーオール、LA,サンフランシスコ、そしてシドニーで6月16日に開催されます。

チャラ〜ン！
バンクーバーでも開催されることになりました。
日程：４月２１日 土曜日
場所：Vancouver Comvantion center

VESのページには

入場料

VESのメンバーは無料。
一般＄２５
学生＄１５

と・・・ありますが。バンクーバー太っ腹。無料だそうです。

各会社のブースも出るようなので。ワークショップの方もチェックしてみてください。
もし、仕事を探しているのなら、カバーレター、デモリールを、各会社のブースの人に渡しておけばOK

これは、SIGGRAPHと一緒で、ブースの人に、  

•  自分の探しているポジション。
• 熱意

なんかをチョコット話して置いてくれば。連絡が来たりします。

＊Tip＊

• すぐに連絡が付く方法を書いておく。

携帯の番号や、メールアドレス。

Convention center内はWifiが使えるはずなので。Twitterも要チェック！
すぐに、面接に呼ばれる可能性もありますよ！
ここで、連絡が来なくても、半年先に​突然連絡が来る事もあるので、気を落とさず。
種を撒いてきてください。

•  iPad もしくはiPhoneにデモリールを入れておく。

もし、呼ばれた時に、面接場所やコンピューターが足りなくてデモリールを見せれなかったら困るので。持って行っておくと好印象です。去年のSIGGRAPHではかなり重宝しましたよ。

* ジョブフェアーに行く時の書類のまとめTIP も近日中に書き出したいと思います。

2013年,2014年はここ最近で一番プロジェクトが多い年になるそうなので、どこの会社も人手不足＆欲しています。

ILMもDDも来るので、狙っている人はかなり良いチャンス!
例年に無く海外で働くチャンスが広がっていると思います。
（良いプロジェクトも進行中ですよ！）

頑張ってください。

あ・・・私も行かなくちゃだ！

50/50

50/50 フィフティ・フィフティ
http://www.imdb.com/title/tt1306980/
http://5050.asmik-ace.co.jp/

街でよく見たポスター
結構なインパクト。
綺麗な背景でも、綺麗なお姉ちゃんでもなく、
すごい顔で髪をそってるお兄さん二人。


本編の初っ端、集中力を持って行かれたのは、
可愛子ちゃん、ジョセフ・ゴードン=レヴィッ 。
では・な・く、彼の後ろの背景。


え？？これ見たことあるよぉ。海にぃ、あの建物、
あー((o(´∀｀)o))Harbour Centre！
そう、撮影現場が、Stanley park　バンクーバーだったのです。
映画の中に出てくる、カフェ、Finch’s Tea & Coffee House
そして、ご存知？VFS!!

内容より、次、何処が知ってるところが出てくるだろう？ドキドキ(´∀｀*)
いかんいかん。。。集中せねば。

話の内容は、末期ガンの青年。
生存率が50%と言われ、周りの状況がドンドン変わってしまう。
親友一人を除いて。。。。
そらそうだ、ガンだって言われたら、普通落ち着けるわきゃ～ない。

自分もカナダに来る前に、姉のように慕っていた人が、末期 ガンだった。
彼女に、満面の笑みで、笑いながら言われた。
「私、大腸 ガンで入院してるんだ」
ｶﾞ━━(;ﾟДﾟ)━━ﾝ!!
行くのをやめようかと思ったけど。言われた一言が、

「元気になったらオーロラ見に行きたいから、案内できるようにしておいて」

おぉ・・・おぉ・・・・おぅ。。。後ろ髪惹かれたけど、彼女の元気な姿をみたら、大丈夫かも？！それより、自分ができる事、色々頑張らなくちゃと思って旅立った。

結局、彼女はオーロラを見ることもなく数年後には亡くなってしまったけど。
彼女の人生は最高に素晴らしかったから悔いはないだろう。

悲しさよりも、自分が同じ立場になったら、あの人のようになりたいなって思えた。
そんな話なのかな？・・・って思っって見てた。

彼の親友役のセス・ローゲン、基本、変化なし。
心配してないのぉ？
末期 ガンの親友なのにぃ？
彼を利用してナンパ？（そりゃ、良いネタには違いない）

あ・・・でも、アホだこいつ。

って思ったけど、最期まで見たら、あ。。。
親友にとって、こういう人間で在りたいなって思えた映画でした。

末期ガンでお涙頂戴、悲哀たっぷりっていう映画ではなく、
ユーモアのある、末期がん患者の話ってのが良い感じ。
癌なのに悲しくない話＆頑張ったよ僕！
って押し付けがましくない、ってのも珍しいので、映画としては☆☆☆くらい。

実はこの映画を見る前に、監督の実体験を元にしているっていうのも気になってた。
主人公のジョセフは、リサーチした後、残した言葉は

ガンを克服した人たちの話には必ずユーモアがあった。
いい言葉何じゃない？



因みに映画に出ていたカギとなる本はアマゾンで1位だった。
ガンは意外と身近な存在。また一つ映画で勉強した。
でも、本読んでも、行動伴わないんだろうな。。。私(´・ω・｀)

Industrial Light&MagicとバンクーバのVFX状況。

最近、バンクーバーでは、日が長くなって来ました。
でも残業続きで、天気が良いのに残業。。。o(；△；)o エーン

でも、こんな不景気に仕事があるのはありがたい。感謝しなければです。


さて、最近のバンクーバーは何処の会社も人手が足りず、アーティストの取り合いが盛んになって参りました。
どこの会社も、春から始まるプロジェクトにかけて、もしくは、丁度忙しい時なので、締切の為に人を探しています。

DD, MPC, Sony, R&H, Pixar大体、200人～300人規模ですが、もっと人がいるようです。
小さな会社から、移動しようと面接に行ったら、元の会社が倍額でオファーしてきたりとか。
ちょっと、激しイィんじゃない？┐('～`；)┌　って感じの話をチラホラ聞きます。

まぁ、慣れた場所で、数年居るのは、短期で大きなプロジェクトするよりは、安定しますからね。家族持ちには大切な事です。

まぁ、そんな話をしていたら。
例の、ILMの話まとまったようです。やっとだよぉ・・・なんだよぉ。(-ω-;)ｳｰﾝ

この話、去年の春迄さかのぼります。
最初の予定は7月から、9月から　そして、シーグラフが始まる前に、来年の4月から。
と・・・電話越しで流石に絶句いたしました。。
そしてやっと・・・・2012年7月にスタートが開始されるらしいのでございます。

日本でも記事になっていたようですね。
http://www.inter-bee.com/ja/magazine/detail_industry.html?id=831&lang=ja

はぁ～長がいよぉ・・・、うちの会社のシニア全員　ILMのHRと４～５回やり取りを、別々のHRとしていたのですが、どうやら、時期を延ばしていたのは、人が本当に集まらないからのようです。

もう、VFXを辞めて5年程発つ友人も、Linkedin を通して、連絡があったり、正直レベルは良いのか？ヾ(･･;)ォィォィ　もちろん、ハイレベルの人を取るのでしょうけど、ちょっと、手当たり次第やりすぎて、皆も呆れ気味。
（まぁ、色々理由があるんですけどね）

とりあえず、今サンフランシスコで働いているカナダ人の友人達は、こちらのオフィスにトランスファーされるそうです。

今なら、人手が足りないで何処の会社も困っているので。
ハリウッド映画制作のチャンスですよ！

もし行けなくても、受けてコネを作っておくのも大事。私も、面接だけやってもらおうと企んでおります。そうやっていると、案外仕事にあぶれる事がないのです。不安定な業界ですからねぇ。

でも・・・契約更新したから行けないんですけどねぇ～。でも自分の会社が凄く気に入っているので。なんの不満も無いんですけが。。。いつかは行きたいなぁ。フルタイムなら・・・・・・ｳﾜｧｧ-----｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡-----ﾝ!!!!
（そんなの不可能だ。。。）

アプライするには、ここからカナダを選んで行ってください。
https://www.lucasfilm.apply2jobs.com/ProfExt/index.cfm?fuseaction=mExternal.showSearchInterface

因みに、プロジェクトはPacific Rim 菊池凛子も出るようですね。
日本人が、こうやって活躍しているのは、やっぱり励みになります。頑張らないとぉ～。がんばりまぁ～すぅ(〃∇〃) てれっ☆

追記

ILM Vancouver はとりあえず1つのプロジェクトだ・け・、上手く行けば？！留まるけど、今の所、予定はないとの事です。期間として約3ヶ月から半年未満となるようです。

マーティン・スコセッシ監督

2012年、「HUGO」がVFXで、アカデミー賞を取りました。(ﾟ∇^d) ｸﾞｯ!!


作品とは、とっても綺麗な映像で、好きな感じです。
でも話が心に残ったかと言えば・・・・あんまりでした。

映像を勉強した自分としては、リュミエールやメリエスが出てきたりして。
なんだか、古き良き映画の世界のオマージュ、あ～この人は本当に映画が好きなんだなぁ。
って言うのが垣間見れました。Ｏ(≧∇≦)Ｏ

マーティン・スコセッシ　と言えば、誰もが知ってる有名な巨匠ですが、個人的に、あんまり彼の作品はあんまり、好きじゃない・・・ｍ(｡≧Д≦｡)ｍ

毎度名優ばかりが出ている事と、話の先が全部想像の範囲内だから。
でもVFXを沢山使って、いつも綺麗な映像を撮る監督だな～と。
仕事の目で見ると素晴らしい監督です。

でも、この記事を読んで、ドキュンされました。


「『自分の夢を追う』という陳腐な言い方があるけど、そうではない。狂気じみていると思われるぐらい、これしかやりたくない、という決意を持つことだね」

こんな言葉を言える人は、ほんの一握りの成功者だからかもしれないけれど、並々ならぬ、情熱と、努力と、苦労を味わったからこそ言える

重い言葉

私には重い。。。重すぎる。(｡＞0＜｡)　まだ完全に理解していないまでも、気持ちがわかります。
自分も好きで始めた仕事だけれど、何万回辞めようと思ったか。
私にも、心の片隅に、同じ思いを胸に抱いていなければ、とっくに挫折していたと思う。

色んな映画監督とお仕事をさせてもらって、こういう人意思を持つ監督と仕事が出来る。それは、本当にアーティスト冥利につきる事だと思います。


やっぱり、この業界は聞こえが良いので、派手に見られがちですが、凄く情熱が無いと中々続けていけないのも現実です。

これからも、ドンドン新し手法で、若手と張り合っていくんだろうなぁ。
ちょっと、自分のモチベーションが上がりました。

因みにこのVFXをしたのはPixomondo　CULTURにはトロントオフィスのことは完全にす無視されていますが。ヽ(´o｀； ｵｲｵｲ
トロントにも会社があり、そこでも少しだけ手がけていました。
去年2011年の頭に出来たばかりの新しいオフィスです。

• 契約期間も半年～比較的1年くらい。
• 大作がラインナップ
• でも医療保険がない・・・（フルタイムを除く）
• レンダーファームなし（どーやってアニメーションやるんだぁ～～～Σ(･口･)）

え？マジで？です。正気です！
出来た当時はみんな、心ウキウキだったんですけど・・・
例外なく、トロントの会社でした。
でも、トロントのVFX業界を盛り上げるために、是非是非！頑張っていただきたい！
4月頃にここも、プロジェクトの区切りがあるので、大きく募集するようです。


トロントには、何故かドイツ資本の会社が２つ
Pixmondo以外にもTRIXTERがあります。
まだ、小さいようですが、昨年夏から随時募集しています。
今後に期待です。

アニメーション会社

こんなサイトを目にした。

最も影響力のあるアニメーション会社１００
http://www.animationcareerreview.com/articles/top-100-most-influential-animation-studios-all-time

フムフムなるほどぉ。(ﾟдﾟ)(｡_｡)(ﾟдﾟ)(｡_｡) ｳﾝｳﾝ
こういうのを見ると、自分の会社は何処なんだろうと、つい探したくなる。
そんでもって、友達ちの会社と比較したくなる。

順位が低ければ　ｶﾞ━━(;ﾟДﾟ)━━ﾝ!!
順位が高ければ　φ(ﾟ∀ﾟ )ｱﾋｬ


嬉しい事に、沢山日本のプロダクションが入っている❤


でもこの業界に居る人なら分かると思うのだけれど。。。
オヤオヤ。。。この順位なんですかぁ？
上位は文句なしのILM, DW, Pixarではあるけれども。

あれ？この会社潰れてますよねぇ？

この間行った時、自社ビル売って、５人しか従業員いませんでしたよねぇ？

仕事なくって、ボリウッド映画やってましたが？

人が見つからなくって、困ってますよ。

内部がクチャグチャですよねこの会社
従業員通常20人くらいですよ

って言うのがチラホラ。

影響力がある≠良い会社ではないという事。

危うく見方を間違うところでした。( ´ﾟдﾟ)(ﾟдﾟ｀ )ﾈｰ

そう、この業界は、なにせ波が激しい。。。

大体大手を除いて、新しい会社が多いい。

公開されるのは。製作作業の随分あとだから、その後の情報がつかみにくい！

ときてるから、こうなるのも仕方が無いのかな。

因みに、カナダVFXの有名なジンクス。

“10年経ったら潰れる”

って古い人達は口を揃えて言う。
＝いつでも、準備をしておきなさいって事なんだと思う。

例えば、カナダで言うと、DKP、最初5人くらいで初めてそれが
DKP→IDTに買収される→Starz Animation→Arc Productionに代わる。

　　　　　　→Rainmakeの一部がCISになる　 　　　　→CISがMethodoに買収合併。

10年位でこんなに変る。 Rainmakerも途中でオーナー変わったりするし、詳しくはもっとややこしい。でも言えるのはみーんな顔見知り。

当時を知る人は、あ～あいつ知り合いだよ。と。。。

何処でどう繋がってるか分かりませんから、人間関係だけはもつれないのが基本ですねぇ。
とっても、狭い業界です。

でも、耳かっぽじってよく聞くと、何処の会社が、どのプロジェクトしていて、待遇がどのくらいで、給料レベル、福利厚生etcガッツリ情報が掴めてきます。

会社を選ぶ時にはまず、人から直接情報を仕入れたほうがよいですよ。
そしてよく聞く、間違っても、人が薦めない会社は入ってはいけない！！
興味本位で行くと、どぉえりゃ～損するので。by 経験者

＆知り合いだと会社に入り込みやすいです。


例えカナダと言えども、日本同様ブラックの会社があるのでね。
まぁ、日本程ひどくはないですが、気をつけて下さい。

才能のある人ーMr.Ralphー

先日ILMのサイトを開いて、どのポジションがありてるよぉ～というのをチェックしようとしたら。
こんな画面が出てきました。

そう、知る人ぞ知る、コンセプトアーティスト/イラストレーターのRalph McQuerrieさんです。
この人がもし居なかったら、Star wars　だって、ET だって、Back to the Future、だってCoccon　なかったんだぁ。。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡ｴｰﾝ!!

私の友達だって、腕に、Star WasのTatooだって入れたりしなかったろう。
ユニバーサル・スタジオで、ETにバイバイて喜んだり出来なかったんだ。
今でも、未来へ行ける車を待ち望んでいるさぁ～
発光宇宙と老人の話なんか忘れたくったって、忘れられないやぁい。
。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡ｴｰﾝ!!

頭の中で考えた事を絵で書いて、映画にして。きっと、楽しい人生を送ったんだろうなぁ。
色んな夢を、世界中の人に与え続けた人。

自分もそんな風に生きられるようになりたい。

ご冥福をお祈りします。

日本のCGデザイナーの仕事の本音ーその3ー

前回に引き続いて

• 　日本のCGデザイナーの仕事の本音ーその1ー
• 　日本のCGデザイナーの仕事の本音ーその2ー

労働時間

外国は残業代がでる！あんまり残業時間多くない。と、思う人も多いと思いますが。
そんな訳ありません・・・┐('～`；)┌
日本と一緒とは言いませんが、少なからずとも、プロジェクトの終わりの時には、残業必須です。

日本と違う所は、残業を始めて欲しい時期をきちんと知らせてくれる事。
＝基本忙しくない時は定時でみんな、撤退しちゃいます。
残業時間は大体、2時間～4時間程を数週間。
☆夕食は、会社が持ちです。


日本は、人目もあるし、なかなか、毎日定時に帰る訳にはいかなかっったり、仕事を深夜までやっていましたね。例外なく毎日。o(；△；)o エーン

そういう面では、残業代も出るし、夕食もでるし。
そこまで遅くないし。カナダの方が自分の時間が持てる時間は断然多いいです。
（でも一般のカナダ人よりも仕事時間が長いのは否めません）

将来性

バンクーバーは、現在の所、有り余るほど、仕事があります。
何処の会社も人手が足りず、常に探している状態。<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!!!
春に、一段落しますが、夏以降また、色んなプロジェクトが始まるのでよりどりミドリ。


トロントは、人では探していますが、中規模の会社がいくつかあるだけなので、選択はかなり狭まります。
ちなみに、トロントは殆どの会社が労働許可書を出したがらないので、外国人には難しいかも。出してくれる所は・・・・日本で言うBlackです。


最近？ちらほら～アメリカの人達は、
「TAXクレジットがあるから、仕事取られちゃったよぉ～」
とか言われますが、UKの方がTAXクレジットはカナダより断然に多いいんですよ。
カナダ全体の映画産業という括りでは、そんなに変わっていない気がします。確かに大手の会社が支社を沢山作ったので。大きなプロジェクトが入る量は増えていますが、税金が理由だけで来ている会社の規模は２０人程です。
元々、カナダの映画産業は、カナダ１と言われる程。
これから先も・・・このまま突き進んでいくのでは無いでしょうか？

VFXだけに関して言えば先数年は、廃ることなく栄えていると思いますが、５年後はどうなるかなぁ～って言うのが正直な所です。

先輩たちが言うには、
「いつも、トロントが栄えたり、バンクーバーが栄えたり順番に行き来してるから、そのうち、またトロントに戻ってくるかもよ。」
と・・・・言っておりました。

まぁ、元々、SONYがトロントに来るはずだったのに、バンクーバへ行った事から、今日のようにバンクーバーが栄えているんですけどね。
10年ほど前は、トロントにも大手の会社が沢山ありました、殆ど買収、倒産で今は残っていないだけです。

安定性

正直言って、どの業界よりも、安定とはかけ離れた業界だと思います。
ここは、日本で働いていた事のある人なら、ブチギレそうなほど納得出来ない所かもしれません。
本当に、プロジェクトが終われば、どれだけ、頑張りを見せようが、実力があろうが
「ハイさようならァ～」(/□≦､)ｴｰﾝ!!
保険だって、労働許可書だって最初っから取り直し。無し無しづくしになるのです。帰国しなくちゃいけない。


短いもので言えば、数日～長ければ１年。でもその後引き続き仕事を続けていけるかどうかは、正直わからないです。
そういう面もあるので、比較的お給料は、他の職業の人と比べると、高くなっているのかと思われます。
周りでも、「半年仕事ない」とかよく聞きます。
やっぱり、そこは、アメリカと違って、会社の数が違うのでしかたないですね。(ﾉ_-;)ﾊｱ…

でも最近は何処の会社も、人を探すのが大変な様で、契約期間が少し前より長くなってきた気がします。

　　　　ー心得ー　　　　　　　　　　　　　　　　　

• 常に履歴書を更新し、準備万端の状態で。
• デモリールの更新も、最低半年～一年に１回。

これは最低限の常識です。
半年と言うのは、HRの履歴の入れ替え時期なので、再度応募が可能になります。

これに関しては、安定を望むのであれば、日本の方が断然良いです。
大きな作品や、職歴を望んでいるのならば、カナダはとても魅力的だと思います。
でも私は・・・あくまでも安定重視なので、移動がダイッキライ・・・・じゃあ何故ここに居る？εεεεε┏( ･_･)┛！！！


総合的に考えれば、今の状態だと、カナダの方が、環境も給料も良いですが。これは永住権を持っているからであって、労働許可書だけだと、苦労の方が大きいです。
私も労働許可書の時には何万回日本へ帰りたかった事か・・・。
まぁ、働いていたら、そのうち気づきます・・・永住権がないと大変なんだ・・・・って事が。

母国はやっぱり国民に優しいですよぉ。所詮外国。色々とシビアです。

日本のCGデザイナーの仕事の本音ーその２ー

前回の続き

日本のCGデザイナーの仕事の本音

日本とカナダ比較

平均年齢

カナダでは、30歳ぐらいは、比較的若い方のグループに分けられます。

• そもそも、新入社員制度がない。
• 大学の入学、卒業。 皆バラバラ。
• 社会人をやってから、カレッジ（日本で言う短大/職業訓練学校）へ行く人多し。
• 上は60歳を超えた人も普通に、現役でアーティストをしている人が、この国は沢山います。

カナダに来た理由の1つ

年齢制限がない。履歴書に、写真も、年齢も書かないし、そこで判断して、採用されないって事はない。

「30歳を超えたら、就職活動大変になるよ～。」

「35歳過ぎたら、管理職に回されていく。現場で働くのは難しい。」

って言う日本の常識は世界の非常識！！Ｏ(≧▽≦)Ｏ ﾜｰｲ♪

自分だって、歳をとってから、深夜まで作業なんってできないし、徹夜何って絶対、体力が持たない。日本だったら、続けていられなかったと思います。

因みに、カナダで、この10年、徹夜、朝帰りっていうのは、たったの1度だけ。深夜に帰ることは数回ありますが、でも合計で、10回にも満たないと思います。
その1回も、朝の4時迄、会社から家まで1時間半かかるタクシー代も出してくれました。

もちろん次の日は欠勤。

仕事に年齢なんって関係ありません！in Canada!!!（いや日本を除くそれ以外の国か？ (･_･?) ﾌﾞｯ）

平均年収

これは、正直、住んでいる場所や、会社の規模、会社のポリシーによります。
私が日本で働いていた場所は、業界でもかなり待遇の良い会社だったらしーいので。アンケートとは異なりますが、年齢が上がるに連れて、結構もらっていた人が多かったように思います。

日本独特の、年功序列ってやつです。でも、サービス残業多し。

カナダは、年功序列がありません。みんな、年も、職歴も違う、働いていた会社も違う。

プロジェクトがどのくらいの規模だったのか。

因みに、有名な映画　今年で言うと、「トランスフォーマー」「ミッション・インポッシブル」などの大作、予算をかけた映画の事を、ブロックバスタームービー　と言います。

カナダの会社は、まず、ここを見ます。職歴、会社の大きさ、そして、関わった今までのプロジェクト。もちろんデモリールで、技術もみますが。

例えば、MPCの採用基準

北米でのクレジットが最低、ブロックバスタームービー5つあること。

もちろん、持っていない人もいますが、凄く給料を低く提示されます。

ここから値段交渉。スタート！

＊HRは,IMDbやLinkedinをチェックしているので、updateお忘れなく！

卒業したばかりの年俸はC$35,000~C$45,000(日本円で2866000円～3685000円）

＊日本円にすると低いと思われるかもしれませんが、食費は日本より断然安いので（野菜とか）若人一人なら生活するには十分です。

中堅はC$45,000~C$60,000位になるかと思われます。

シニアにかけてC$60,000~C$120,000

職種によりますが、
3D/アニメーターは給料が比較的安め。(若い人は皆、３Dに行きたがるので、かなり競争率が高いようです)

2D系/コンポジター系は比較的給料が高い。（なにせ、残業多いいですからね＆最後の作業なので。細かい直しを強いられるからでしょうか？）

補足

残業の場合、週末出勤の場合は夕食を支給されます。

基本は40時間を超えた場合。
しかしながら、短期の契約が多いい大手の会社などは年俸に含まれているので、一部支払われないことがあります。
例）Degital Domain,　Sony Image Works etc= 50時間
        Arc production,　 Mr.X  etc =48時間
       Rhythm and Hues studio etc=40 時間


バンクーバーは殆どの会社で残業代が出ます

トロントは比較的、サービス残業の所が多イイです。
でも、日本より断然労働時間が短いですけどね。

一般的なカナダの労働法

時間を超えると　時給の1.5倍支払われます。+3時間以上、週末出勤は時給2倍

資格

正直微妙です。これといって、あるような、無いような。

というのも、王道で言えばもちろん、VFXのあるような芸術系の大学を卒業する。

カナダであればSheridan college は映画,アニメーション界の東京芸大！みたいな所です。

（ディズニーや、Pixerと言った大手の有名アーティストを輩出した大学）

バンクーバだと、VFSのコースを出た人が多いようです。

カナダの学校の説明はまた後日。詳しく書きたいと思います。

でも、意外に、高校卒の人とかも中にはいるので、これが絶対近道！この方法が良い！って言うのがありません。

しいて言えば、日本で芸術系の大学を出て、日本で職歴が4年以上ある事が一番の近道かもしれません。

因みに4年以上とは、カナダのVISAの関係でMAXのポイントが貰える点数です。

移民、VISA関係はまた後日詳しく書こうと思っています。

日本のＣＧデザイナーの仕事の本音ーその１－

こんなサイトを見つけた。
「CGデザイナーの仕事の本音」

これを読んで、CG業界、映像業界へ行きたいって、希望を持つ人が居るのだろうか？？？
ヽ(ﾟдﾟ)ノ 希望何ってありゃしないじゃないか！

でも、自分も日本で働いていたから、ものすごいよく分かるよぉ～。
この人達の本音。。。(#ﾟДﾟ)y-~~

これかなり、正確な情報だと思われます！！！若い諸君！よぉ～く考えて、それでもやりたいなら＆夢があるなら、頑張ってやっていってくれぇ。
できない事じゃない！
もしくは、こんな状況の、日本の業界を変えてください！
ﾌｧｲﾄｰｰ!( ﾟﾛﾟ)乂(ﾟﾛﾟ )ｲｯﾊﾟｰｰﾂ!!　結構切実


自分はさぁ・・・変えようとさえ思わなかったなぁ。。。あの頃は。
若かったし、さっさと辞めて、見切りつけてカナダへ来てしまったから。
ごめんなさぁい。≦(._.)≧ ﾍﾟｺ

若気の至りですねぇ。でも、カナダに来て後悔した事だって、そりゃ何度もありますよぉ。
でも、今はやっと？!　ここで、自分の好きな仕事が続けていけて良かったな。と思っています。

さてじゃあ、

私もアンケートに答えてみよう！

平均年齢はよくわからないけれど、パッと見渡した感じ、38歳くらい

平均年収は、日本円だと、400万～1200万円くらい。

資格　うぅん。。。。大していらないと思う。外国人の場合は、4年大学を出ている事。くらい。

給料☆☆☆☆（4.0）

やりがい☆☆☆☆（3.5）

労働時間の短さ☆☆☆☆（4.0）

将来性☆☆（2.0）

安定性☆（1.0）

この職業のここが良い

• 映画のエンドロールで自分の名前が見れる。
• 日本の友達でも見れるし、世界中の友達が見つけてくれる。
• 世界中に友だちができる。
• 給料が比較的良い。

この職業のここが悪い

• プロジェクトの最後の方になると、残業が多くなる。
• 座り仕事なので、腰が痛いﾋｨｰ(((ﾟДﾟ)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ
• 肩がこる。
• 契約期間が短いため、不安定。3ヶ月から6ヶ月が殆ど。先が見えない。
• 医療保険があるとは限らない。（歯科、薬などの保険）を貰えないことがある。

仕事内容の詳細

• ハリウッド映画

＊平均給料はあくまでも、これは私の周りと、私が感じている感想なので正確性には欠けますが、私が過去に働いた10社近くの会社からのデーターです。

もちろん、会社の規模や、プロジェクトによりますが。。。

何でカナダ？

10年近く前のお話。

ワーキングホリデーでカナダへやって来た。

当時は、カナダと言えば、メープルシロップ、ロッキー、オーロラ以外、正直なんの情報も持ち合わせていなかった。

でも唯一、違ったことは、友人がカナダ経済を勉強していて教えてくれた。

「カナダでは映画産業が盛ん！」という情報。

とりあえず、仕事映画の仕事見つかったらいいな～。日本でも映画の職歴はあったし、何とかなるだろう？労働許可書もらって、数年働いて、他の国へでも行こう！くらい軽い気持ち。

でもやるなら、一生、映画業界と、高校生の時から決めていたから、他に道がなかった。

映画の仕事はしたい。

でも、どーしても、日本で仕事を続けて行きたくはなかった。

30歳過ぎて、もこの労働体制で一生やっていける？

お給料は満足？当時、色々考えて、動く選択しかなかった。

当時、ネットもそんなに情報はなかったし、調べてもいなかったと思う。

とりあえず、カナダ人と同じように就職活動。

なんの情報もなかったのに、仕事は案外簡単に見つかった。

でも、映画の仕事ではなかった。

モントリオールから、日本についてのドキュメンタリーの編集の仕事。

余裕！と思って受けたのはよいけど、素材が来ない。
結局、数カ月延びてしまった。

その間、インターンで良ければ？とVFXの小さな会社に入社。

とりあえず、一生懸命働いてたら、労働許可書申請してくれるかな？と淡い期待を胸に、我武者羅に働いた。
喋らない、遅くまで残って、仕事を早く終わらせる。日本式スタイル！

数カ月後、ボスから呼び出された。

「ご苦労様、よく頑張ってくれたね。プロジェクト終わったから今日で終わりね。」

Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ

泣きそうになったよぉ。ホントに。。。私頑張ったよね？力の限りを尽くしたよね？見てたでしょ？って顔をしてたと思う。

勇気振り絞って
「給料は安くても良いから、ここに置かせてはもらえませんか？」
と。。。聞いてみた。

ボスが一言
「仕事ないからね。。。無理だよ」

ここで初めて、北米の洗礼を受けてしまった。レイオフ。

さてどうしましょう？

余裕かまして、行けるだろう？って思ってたのにまさかの展開。

そこから、怒涛の、就職活動が始まる。。。。